コスタリカ・ツアー(9)~ジャマイカインコ、ナマケモノ

コスタリカ・ツアー(9)~ジャマイカインコ、ナマケモノ

2019年11月上旬、憧れの野鳥の楽園コスタリカを旅しましたので、レポートを徐々に掲載していきます。

サラピキのトキイロコンドル観察ハイドから山を降り、ふもとでチキンライスを頂きました。
そこから、今夜泊まるボカ・タパーダ地区のロッジに向けて移動します。

▼テーブルの周辺には飛んでは止まるを繰り返すセイガイハチドリが見えました。(Scaly-breasted Hummingbird)
セイガイというのは感じで青鎧と書き、喉から胸のウロコ模様を示しているようです。

▼レストランの入口に戻ると、高い木の上に密かにぜひ見たいと思っていたミユビナマケモノが!!
動物園などのきれいな個体しか知りませんでしたが、野生のナマケモノはかなり樹木と一体感があり、苔むしています。

▼レストランにも鳥の餌場があり、時間の許す限り観察しててOKということだったのでしばらく居座りました。
ホオグロミヤビゲラ(Black-cheeked Woodpecker)。

▼各地にゲストのための撮影スポットがあって、すごいですね。
クロズキンムクドリモドキ(Black-cowled Oriole)

▼樹上高くにいてなかなかきれいに撮れずに苦労したボルチモアムクドリモドキがここではばっちり見られました。(Baltimore Oriole)

▼餌のバナナにむらがるルリミツドリ(足が赤い)とアオミツドリ(足が黄色)。

▼そこから車でひたすら移動。途中で見かけたミナミハイイロノスリ(Grey Hawk)。

▼途中、畑が広がる農道で鳥見をしました。
すぐに電柱にとまっている真っ黒な鳥が目に入りましたが、今までも町中にたくさんいた鳥の一種だろうとスルーしようとしたところ、実はミゾハシカッコウという全く別の鳥であることが発覚。(Groove-billed Ani)

▼あわてて気合を入れて観察しました。くちばしに「みぞ」があって、顔もさるのような不思議な顔立ちです。

▼畑の中を飛び交うシコンヒワ(Blue-black Grassquit)。
紫のような青のような深い色です。

▼農道の数メートルをうろうろしていただけですが、次々と鳥が登場。
ジャマイカインコが遠くの樹木からわざわざこっちに飛んできてくれました。(Olive-throated Parakeet)

▼ボタンインコみたいなアイリングが可愛らしいですね。仲良く羽繕いする様子も。

▼普通種なのですが、ばっちり撮れて嬉しいマミジロアメリカムシクイ(Tennessee Warbler)。