コスタリカ・ツアー(4)~ムナジロマイコドリ

コスタリカ・ツアー(4)~ムナジロマイコドリ

2019年11月上旬、憧れの野鳥の楽園コスタリカを旅しましたので、レポートを徐々に掲載していきます。
11月8日、鳥の先生と呼ばれる若者のご自宅のお庭シリーズの最終回です。いわゆる”撮れ高”がありすぎて3回にもなってしまいました。

▼水場の魚を狙ってか、ミドリヤマセミが登場です。(Green Kingfisher)
家のテラスから見える水場にこんな鳥が来ることに驚きます。

▼前回も掲載したミドリインコたち。群れが周辺を飛び回っていて、時おり餌場に降りてきます。

▼ついに出た!ムナフチュウハシ。(Collared Aracari)
くちばしの大きいチュウハシ系が出ると、中南米来たぞ~という感じがしますね。

▼ムナフチュウハシは集団性が強く、多いと十羽くらいでにぎやかにやって来ます。

▼すらっと上品なムラサキバト。(Pale-vented Pigeon)

▼ツアー全体で頻繁に見られたキバラオオタイランチョウ。(Great Kiskadee)

▼このタイプの鳥は、デザインは同じなのに嘴の太さや大きさで種類が違うのが何種か存在して難しいです。ガイドさんはもちろん一瞬でわかるのですが、自分にはさっぱり…。(同上)

▼コスタリカでは逆にめずらしい色合いといえる、地味で真っ黒なウタムクドリモドキ。(Melodious Blackbird)

▼同じ真っ黒な鳥でも構造色で烏の濡れ羽色に光るのは、オナガクロムクドリモドキ。(Great-tailed Grackle)

▼ガイドさんが、たまにこの庭にマイコドリも来るらしいと仰り、あの珍妙なダンスを踊る憧れのマイコドリが!と心密かに期待していると、テラスの片隅でうごめく小さな鳥が。
それがなんとムナジロマイコドリ。(White-collared Manakin)

▼マイコドリがいる!と大騒ぎすると、素早く正面に飛び去り、しばらくこっちに向かって佇んでくれました。
今は11月なので繁殖期ではないのですが、3月ごろになると集団繁殖場などで踊りを見せてくれるみたいです。

▼変わったお面をかぶったような鳥は、オオツリスドリ。けっこうな頻度で見かけました。樹上に網カゴ状の巣を作ります。(Montezuma Oropendola)

▼こちらも同様の生態を持つクリガシラオオツリスドリ。大柄なのでそんなに細やかな作業ができるくちばしに見えないのですが、枯れ草などを編み上げておしゃれな巣を作ります。(Chestnut-headed Oropendola)