コスタリカ・ツアー(1)~ワタボウシハチドリほか
2019年11月上旬、憧れの野鳥の楽園コスタリカを旅しましたので、端境期のシーズンにレポートを掲載していきたいと思います。
一生に一度は行ってみたいと思っていましたが、機会は突然に訪れ、親しい方々とのツアーに参加することができました。
11月7日に出発し、成田→アメリカのヒューストン→コスタリカのサンホセと乗り継いで行きます。
一番の難関と言われるアメリカの入国審査を無事クリアして、夢のコスタリカにようやく到着。
日本語のツアーガイドさんと地元の野鳥専門ガイドさんの2名体制でご案内頂きます。
▼フルーツ盛りだくさんの朝食のビュッフェを頂いたあとは出発までホテル前を散策。
さっそく花に集まる小鳥を見つけました。アカメモズモドキ。(Red-eyed Vireo)
▼近づいても全く逃げない堂々としたアカエリシトド。(Rufous-collared Sparrow)
▼隣家の屋根に留まっていたオリーブタイランチョウ。(Tropical Kingbird)
タイランチョウという名前は聞き慣れなかったのですが、太蘭鳥と書き、ヒタキっぽい鳥によく付けられていました。
さて、ホテルから車に乗って探鳥地へ出発。ブラウリオ・カリージョ国立公園近郊のハチドリが来るガーデンへ。
ハチドリは蜂みたいに速いって聞いたけど、どういうカメラの設定で撮ればいいのかな?などとオロオロしていると、突如ガイドさんが「こっち来てー!出たっ出たよ!!」とテンションMAXに。
▼なにごとかと思ったら、ハチドリの中でも超人気のワタボウシハチドリ、英名Snowcapがいきなり出てしまったのです。
▼全く臨戦態勢に入れていない戸惑った状態のなか、とにかくシャッターを切ります。
前回このSnowcapに会えなかったことが悔やまれるとおっしゃっている参加者の方もおられるほどの鳥です。
ワタボウシハチドリのオス。
▼写真では表現できませんが、ハチドリはブゥーーンブゥーーーンとまさに大型のハチのような羽ばたき音を立て、水平に動いては空中停止を繰り返し、まるでUFOのような動きをします。それが目にも留まらぬスピードなのです。
ワタボウシハチドリのメス。
▼目の覚めるようなエメラルドグリーンの喉元が輝くのはアオボウシモリハチドリのオス。(Crowned Woodnymph)
▼ハチドリはオスが派手で、メスはおとなしい色合いなのですが、若鳥も加わると識別の難易度はかなり高いと感じました。同上。
▼気が強くて他のハチドリを追い飛ばしてしまうというハイバラエメラルドハチドリ。(Rufous-tailed Hummingbird)
▼スミレガシラハチドリのオス。
こちらのガーデンではその素早さに翻弄されつつ4種類のハチドリをしっかり見ることができ、特にワタボウシハチドリのオスの登場は短時間でしたが大変ラッキーでした。
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