コスタリカ・ツアー(6)~アカオキリハシ、ヒワコンゴウインコ
2019年11月上旬、憧れの野鳥の楽園コスタリカを旅しましたので、レポートを徐々に掲載していきます。
サラピキのラ・セルバ生物保護区のロッジに宿泊して観察した野鳥たちです。
▼前日は、バケツを引っくり返したような豪雨と雷で眠りが妨げられるほどでしたが、翌朝にはスッキリと晴れて朝5時半から探鳥を開始しました。
ロッジの近くでケアシスズメバト。(Ruddy Ground-Dove)
▼ロッジ前の車道の電線に、ガーターキヌバネドリのメスがいました。(Gartered Trogon)
▼東南アジアにもキヌバネドリがいて、はなやかな憧れの鳥たちなのですが、南米にもまったく同じような外見的特徴のキヌバネドリの仲間がいるというところに、地球の神秘を感じます。
▼同じ電線に来たアカボウシヒタキモドキ。(Social Flycatcher)
他にも似た鳥がいるのですが、こちらはくちばしが細いそう。
▼マミジロアメリカムシクイ(Tennessee Warbler)
いたるところにいて、日本で言うとウグイスのような存在感。あれっ、この鳥なんだっけと思うとTennessee(テネシー)か!となることがしばしば。
▼ミナミカワリヒメウソ(Variable Seedeater)
木から落ちた種や実を拾って食べていた群れ。オスは真っ黒なので、メスか若い個体群のようです。
さて、そのとき路上にひらけた空を見ていた日本人ガイドさんが突然「ヒワ!!ヒワだーー!!」としきりに大興奮。
「え・・・ヒワ?カワラヒワ?」
▼・・・などと思いつつ勉強不足が露呈してとっさに反応できなかったのですが、一時期は100つがいまで減ってしまった希少な存在・ヒワコンゴウインコの群れが飛んでくれた貴重な瞬間だったのです。(Great Green Macaw)
特定の豆の木に依存していたことがわかり、植樹などの保護活動が功を奏して今は数が増えてきたそうです。
▼車で移動しつつ、保護区の中を回ります。きれいな色合いのヒロハシハチクイモドキ。(Broad-billed Motmot)
ハチクイモドキの仲間は英語で「モトモト」と言うので覚えやすいです。
▼金属的な光沢と鋭いくちばしが特徴的なアカオキリハシ。(Rufous-tailed Jacamar)
▼とても美しく、ユニークで、しかもじっくり見せてくれる(重要)ので、印象に残りました。
▼ツアーリーダーが目ざとく発見してくれたサザナミアリモズ。全身しましまで地味ながらインパクトがあります。(Fasciated Antshrike)
▼さて、保護区のメインストリート的な居住地の多いエリアに行くと、ヒメコンドルが堂々と日光浴。(Turkey Vulture)
▼大きな川の橋を渡っていると、アメリカヘビウが見えました。(Anhinga)
ロッジや管理棟が点在する保護区の中心地をさらに冒険します。
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