春の奄美(1)~ムネアカタヒバリ、タイワンハクセキレイ
4/10-13 春に鹿児島県・奄美大島を訪れました。
南西諸島は初めての探鳥で不安もありましたが、思わぬ偶然で地元の鳥の先輩方とご一緒させて頂き、鳥の出現状況や撮影条件は厳しいこともありつつも、結果として見るべき鳥は見ることができました。
▼まだコロナの影響で人が少ない羽田空港を12時過ぎに出発し、14時45分に奄美に到着しました。
一箇所目は、入れ代わり立ち代わりセキレイ類が入る草地のポイントです。早速ムネアカタヒバリが4羽も歩いているのが見えます。
▼色々な羽衣がいましたが、特に赤かった個体。(Red-throated Pipit)
ムネアカタヒバリはひとめ顔が赤いところに目がいきますが、タヒバリの背中と違って縦縞が明瞭な点にも注目したいところです。
▼さて、こちらには色々なハクセキレイの亜種が入るとのこと。今日は初見の亜種タイワンハクセキレイを見ることができました。
▼ざっくりと、普通のハクセキレイと違って「喉から嘴の下部<腮(さい)>まで黒い」「背中のグレーが明るい」という点で識別。
▼こちらは普通のハクセキレイです。
タイワンハクセキレイと違い「嘴の下部<腮(さい)>」は白いのがわかります。
▼タイワンハクセキレイは嘴の下部から黒く、中国の武将の関羽のヒゲのような感じです。
無数の普通のハクセキレイの中から微妙に違う1個体を探すのは大変でしたが面白い時間でした。
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