秋の九州(4)福江島のハチクマ

秋の九州(4)福江島のハチクマ

9/15~19 佐賀~長崎を回る旅の記録です。

▼昨日はかなりの雨でしたが今日は朝からどうにか晴れ間が期待され、福江島のハチクマの渡りを見るべく夜明け前から大瀬崎で待機します。
観察ポイントからの景色。

▼7時台から島々のあいだから滞在していたハチクマたちが飛び立ち始めました。(Oriental Honey-buzzard)

▼蝋膜の黄色い若鳥。40羽近いハチクマ柱が遠くに見られましたが、距離を保ったまま海に出てしまい、近くで見ることはできませんでした。

▼風向きも悪く、曇天のため、一度海に出たハチクマが渡りを断念して戻ってくることがあります。

▼お昼近くになると、雨雲が押し寄せてきたので下山して再び福江島の田んぼ巡りを始めました。鬼岳というアカハラダカのポイントにも向かいましたが、やはり雲が低く垂れ込め、渡りの雰囲気ではありません。カワラヒワ。(Oriental Greenfinch)

▼そんな折、まだ大瀬崎に滞在していたベテランの方から「ハチクマが湧き出してきた」との一報が。1時間かけて必死で大瀬崎に戻ります。高台に上がると、チゴハヤブサがお出迎え。(Eurasian Hobby)

▼ちょっと見づらいですが、すべてハチクマです。

▼午後になって上昇気流に乗ってみたものの、海上に出ようか出まいか迷っているハチクマが、島々の間をぐるぐるしています。

▼それが眼下を通過することがあり、そんなときはなかなか撮れない背中のシャッターチャンスで、いつまでも撮影してしまうのでした。