秋の対馬で(6・了)~霧雨のアカハラダカ、ハヤブサ

秋の対馬で(6・了)~霧雨のアカハラダカ、ハヤブサ

9/15~17 長崎県の対馬で探鳥しました。

▼9/17 いよいよ台風14号が迫るなか、最後のタカの渡り観察のチャンスです。
相変わらず霧が濃く、体温を奪う霧雨混じりの強風が吹き付けています。アカハラダカ。

▼ときおり山の稜線沿いから数羽のアカハラダカが浮き上がり、旋回する様子が見られました。(Chinese Sparrowhawk)

▼朝方、アカハラダカは天候調査のために一旦浮き上がるものの、「今日は無理だな…」という感じで山に降りていきます。
ハトよりも小さい小型のタカなので、横殴りの強風では渡ることは難しいのでしょう。

▼そんな中でも今日もチゴハヤブサが飛び回っていました。(Eurasian Hobby)

▼こちらはチゴハヤブサより翼のアームが太く、たくましい印象のハヤブサです。(Peregrine Falcon)

▼霧や強風に負けじと山頂を往来していました。

▼天候には恵まれませんでしたが、対馬では本州のタカの渡りと違う種類の、サシバやハチクマ以外の猛禽類を見るチャンスが多く、どうにかそれらを写真に収めることができました。対馬は韓国と距離が近く、渡り鳥のみならず文化的にも興味が湧く点があり、また来てみたいところになりました。