6/4-6/9 小笠原で海鳥を見るツアーに参加しました。

▼9時ごろから乗っていたチャーター船も14時をすぎそろそろ帰路へと向かう時間。
後半はクロウミツバメの動きにも目が慣れ、素早い飛翔をファインダーで捉えられるようになってきました。

▼こんなに近くで何度もクロウミツバメを見られるとは！今回初めて見た鳥ですが、一生分の数を見てしまったという感じです。

▼手を伸ばしたら触ることができそうな距離をすり抜けていくクロウミツバメ。(Matsudaira’s Storm-Petrel)

▼図鑑を見ると、驚くことにクロウミツバメの繁殖地は、世界で唯一、南硫黄島のみ、とあります。

▼南硫黄島の繁殖地は環境の変化でいつ失われてもおかしくないので、かつて繁殖していた北硫黄島の繁殖地の復活が望まれているそうです。

▼足を伸ばしてチョコンと海面に降りる姿が可憐な感じ。

▼なにしろツアーのメインターゲットがクロウミツバメなので、なかなか見られないこの鳥をしっかり間近で見られて大満足でした。

▼帰りは、本州では見たことのない父島ならではの面白い地形などを鑑賞。溶岩が流れる時にできる枕状(まくらじょう)溶岩という地形だそうです。