2021年11月大洗-苫小牧-八戸航路(4)ハジロミズナギドリ
11/5-7 大洗-苫小牧-八戸航路の海鳥観察に行きました。
大洗~苫小牧、苫小牧~八戸(夜間)の2航路を経て、八戸港までやってきました。次は八戸~苫小牧航路です。
▼船から港の外を眺めると、防潮堤を越える波が押し寄せ、かなりの大しけ。
船員の方からは、うねりが大きいので気をつけるようにと注意喚起がありました。
▼出航まで港を見ていると、マガモの群れが飛び出しました。(Mallard)
今回は、例年の同時期に見られた海上のカモの群れが全く見られず、暖冬による渡りの遅れのせいなのだろうかと不思議に思いました。
▼さて出航してから1時間半ほど経つと、本航路の目的のハジロミズナギドリが飛び出しました。(Providence Petrel)
今日は波が高いものの風が弱いためか、見られたのは5~6羽にとどまりましたが、ハジロミズナギドリのシーズン終盤にどうにか間に合って良かったです。
▼激近のフルマカモメ。憂いを帯びた表情(?)です。(Northern Fulmar)
▼換羽中のハジロミズナギドリが飛びました。独特の小刻みな上下動がかっこよく、目を奪われる存在です。
▼他にも黒っぽく見えるミズナギドリは色々と飛びました。こちらはアカアシミズナギドリ。全体的にこってりと黒く、嘴の全体はピンクですが先が少し黒いのが特徴です。(Flesh-footed Shearwater)
▼こちらは数は少ないものの大群にたまに1羽~2羽混じっていたハシボソミズナギドリ。おでこが張り出しているように見えます。(Short-tailed Shearwater)
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