2021年11月大洗-苫小牧-八戸航路(1)コアホウドリ祭り

2021年11月大洗-苫小牧-八戸航路(1)コアホウドリ祭り

11/5-7 大洗-苫小牧-八戸航路の海鳥観察に行きました。

強い低気圧が東北の沖合に構えており、その影響で船は高波と強いうねりに巻き込まれ、朝までに多くの方が船酔いにやられてしまいました。
しかし、昨年もこのような天候で非常に色々と出てくれたので、鳥への期待は膨らみます。

▼大洗苫小牧航路の往路での目玉の一つはコアホウドリでした。(Laysan Albatross)

▼図鑑を見ると11月はすでに繁殖期。交代で抱卵・育雛するため、片親は漁場である三陸沖まで遠征してきているそうです。

▼普通は片道1~2羽程度のコアホウドリですが、今回は船に近づいてきた個体だけでも20から30羽、撮影できないものの双眼鏡で見えた個体を含めると最低でも100羽はいたと思います。大洗苫小牧航路としては前代未聞のコアホウドリ祭りでした。

▼逆にクロアシアホウドリは片道2~3羽程度で、いつもより少ないという不思議な状況でした。(Black-footed Albatross)

▼アホウドリ幼鳥は、写真をはっきり撮ったのは今回の全行程で2羽。いずれも真っ黒な幼鳥でした。(Short-tailed Albatross)

▼青森沖に近づくと、キタオットセイがひょっこり顔を出してこちらを見つめていました。