2023年10月大洗-苫小牧-八戸航路(4)トウゾクカモメ、ヒガラ、ヒバリ

2023年10月大洗-苫小牧-八戸航路(4)トウゾクカモメ、ヒガラ、ヒバリ

10/16-19 大洗-苫小牧-八戸航路に行ってきました。

▼10時半、尻屋崎の沖にさしかかると、ハジロミズナギドリが飛び始めました。(Providence Petrel)

▼八戸航路は、大洗苫小牧の大型船より小型なので低い位置でしっかり見られるのが良いところ。換羽中で羽根の脱落が見られます。

▼尻屋崎のまさに東のあたりで、遠いながらもトウゾクカモメの暗色型が出現しました。(Pomarine Jaeger)

▼今回はミツユビカモメ等がまだ南下していないためか、トウゾクカモメ類がほとんど見られず、しっかり見られた唯一の個体となりました。

▼さて、毎年大いに盛り上がる津軽海峡に差し掛かりましたが、今年は異常な海水温が災いしてか、山場という山場がないまま過ぎていきます。
しかし、小鳥の群れはどしどし渡っていきます。ヒバリ。(Eurasian Skylark)

▼秋の八戸苫小牧間で小鳥の渡りを見るのは恒例ではありますが、これほど次々と出現するのは初めてでした。

▼西風が強かったので、陸を渡りたい小鳥が押し出されてきたのかと思ったのですが、今になってみると、今年の冬の小鳥の多さを表した光景だったとわかります。
さて、今度は何者でしょうか。

▼この二本の翼帯は…

▼なんと小さな小さなヒガラたちでした。函館の真東の海上です。頑張れ!(Coal Tit)