2022年10月大洗-苫小牧-八戸航路(2)ハジロミズナギドリ祭り

2022年10月大洗-苫小牧-八戸航路(2)ハジロミズナギドリ祭り

10/21-23 大洗-苫小牧-八戸航路に行ってきました。
10/21 往路、大洗から苫小牧間の記録です。

▼青森沖の鮫角のあたりでクロアシアホウドリ2羽が浮いているのを観察。
個人的に秋はあまりクロアシアホウドリと遭遇する機会がないので貴重です。(Black-footed Albatross)

津軽海峡が近くなってくる15時からが本番だ!と思いつつ、そこに至るまでにあまりに鳥影が少なく特にハイライトもないまま船が進み、不安が募ります。

▼すると、15時ジャストに突如、ハジロミズナギドリの群れが出現しました。さあ15時のショーの時間だぜ!と飛び始めたかのよう。

▼双眼鏡で見ると、全部ハジロミズナギドリで、鳥肌が立つようでした。(Providence Petrel)

▼ここからはオオミズナギドリが消えて、すべてハジロミズナギドリになってしまいました。

▼昨年はハジロミズナギドリのピークではない時期だったのでポツポツとしか見られませんでしたが、今年は推定300羽のハジロミズナギドリが出てくれました。
背中のブルーグレーが素敵です。

▼今はニュージーランドとオーストラリア大陸のあいだの島での繁殖を終えて北上しているところです。
換羽中なので色々な状況の個体が見られました。一番羽根が抜けていた個体で、クリオネのようなフォルムです。

▼一番標準的だった換羽状況の個体。

▼換羽が終わったとおぼしきかなりきれいな個体。
あまりにも次々とハジロミズナギドリが飛ぶので、次第に換羽が終わった個体しかカメラが向けられなくなってくるという贅沢なハジロミズナギドリ祭りでした。