宮古島の夏(7)~ベニアジサシ、セグロアジサシ幼鳥など
6/30~7/3 沖縄県の宮古島で探鳥しました。
7/2 アジサシクルーズ、後半です。
▼台風の影響でアジサシの行動に変化があり、採餌場所にまったく飛来してこないため、船長さんが「見せたいものが見せられなくて申し訳ない」と漁港までの復路でかなり長めに時間をとって鳥山を探してくれました(深謝)。
すると、少しあやしい気配のポイントが。左からマミジロ、エリグロ2、ベニアジサシ。
▼ベニアジサシがホバリングして魚を探しています。(Roseate Tern)
▼真ん中の真っ黒なアジサシは、セグロアジサシの幼鳥です。初めて見ました。(Sooty Tern)
▼マミジロアジサシが発泡スチロールのようなものに乗って流れてきました。(Bridled Tern)
▼ふたたびのセグロアジサシ幼鳥。ちなみに成鳥はこんなかんじ。
▼セグロアジサシ幼鳥。関東で天候不良の際に海辺で見られることがあるということで知っていましたが、ここで会えるとは思っていなかったので嬉しいです。
▼大きな魚が跳ね回り、アジサシ類が飛び交って、いよいよ鳥山が盛り上がります。船長さんも「これを見せたかった(涙)」と。
▼黒いミズナギドリ類も飛んできました。下面も真っ黒なので琉球諸島に多いというオナガミズナギドリの暗色型かなと思っています。(Wedge-tailed Shearwater)
▼帰港直前には、ベニアジサシの集うタワー(?)を観察。右端にとまろうとしたエリグロアジサシがベニアジサシに警戒されています。
▼台風でどうなることかと思ったアジサシクルーズでしたが、最後の船長さんの粘りで初めて見るセグロアジサシ幼鳥やオナガミズナギドリ暗色型などと出会えました。
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