八丈島航路2022年4月(4)初見のオーストンウミツバメ in しけ
4/14 八丈島航路。突然、冬のような寒冷前線に飲まれてしまいました。
▼風が強くしぶきもかかってしまうため、後ろに下がって呆然と荒れた海を見ていると、黒いウミツバメがチラチラと見え始めました。
▼何度か八丈島航路に乗ってきたものの初めて出会ったオーストンウミツバメ!(Tristram’s Storm-Petrel)
▼「V字」に切れ込みのはいった尾羽根と背中の模様が撮りたいのですが、鳥の動きと思えない、ワープするような超高速の動きについていけません。霹靂一閃!という感じです。
▼だいたいまず、オーストンウミツバメ自体を肉眼で見つけるのが大変です。
▼何十から百羽くらいいたので、目が慣れてどうにか見つけられましたが、暗くて船も揺れているので、対象を肉眼で捕捉→カメラを構えて追う→失敗、をゲームのように繰り返していました。
▼ウミツバメ類の「しけの時にしか出ない」「出ても小さくて早く見えない」というハードなところが人の心をつかんで離さない(!?)ところかもしれません。
「いるときは山のようにいる」と聞いており、毎回八丈島航路に乗るたびに是非見てみたいと思っていた鳥だったので、初めての「オーストンウミツバメ祭り」を体験できて嬉しくて仕方がありませんでした。
▼こちらは同じ黒っぽい鳥でもハシボソミズナギドリ。(Short-tailed Shearwater)
東京湾に近づくにつれどんどん寒くなり、上下ダウンでどうにか耐えられる状況でしたが、鳥も少ないので早めに撤収しました。
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