初見のシベリアオオハシシギ夏羽

初見のシベリアオオハシシギ夏羽

5/14 初見のシベリアオオハシシギ夏羽の記録です。

以前よりシベリアオオハシシギの飛来が噂されていものの、捜索範囲は広大で、しかも神出鬼没とあって、自分が見ることはないだろうと思っていました。
しかし、貴重な晴れ間の1日を後悔のないよう稲敷に当てようと予定していた日の朝、いままさに出現しているとの情報を頂き、すっ飛んでいきました。

▼まだ居てくれと祈りつつ突撃すると、シベリアオオハシシギ夏羽は畦の上に静かに佇んでいました。(Asian Dowitcher)
レンガ色の羽根、黒い嘴と足が、渋い成熟した雰囲気を醸し出しています。

▼しばらくすると、稲の間で採餌を始めました。ほとんど下を向いていて顔を撮るのが困難なほどです。

▼50~80mの距離があったと思いますが、スコープ観察には最適の距離で、覗くたびに感嘆の声が漏れる美しさでした。
顔から首にかけて羽根の模様がないためか、こってりとマットに赤いのが印象的でした。

▼農家の方や車に反応して時おり飛び出します。

▼神経質な感じもありつつ、見ている間はほとんど同じ田んぼから動かなかったのでじっくり観察できました。

▼翼の下面が真っ白で、他の赤さと対照的です。

▼腰から尾羽根にかけてはこのような感じ。
まさか見られるとは思っていなかった鳥を見ることができて、ご案内頂いた大先輩に感謝感謝です。

▼最後のシーン、タシギとともに。
1時間半ほどは同じ田んぼにいましたが、その後は行方不明になり、翌日以降も神出鬼没ぶりを発揮しているようでした。

▼ほとんど下を向いて採餌しているだけですが、動画を撮影しました。