八丈島航路2019(1)

八丈島航路2019(1)

4/7 風は10m弱、波は2m弱程度という条件のもと、八丈島航路とんぼ返りを決行してきました。

▼竹芝桟橋を出発した翌日の朝5時、三宅島到着以降から甲板で観察開始です。
御蔵島付近でミナミハンドウイルカの群れに遭遇。

▼八丈島に到着するまでのあいだに現れたクロアシアホウドリ。航路全体で19羽を観察。(Black-footed Albatross)

▼島に着くと、折返しの船まで40分ほど時間があったので、乗り場の周りに鳥がいないか確認しました。
すると、今季初のチュウシャクシギに遭遇できました。(Whimbrel)

▼次に同行の方が突堤にメダイチドリを発見しました。春のシギチの渡りのさきがけたちですね。

▼さて、気合を入れ直して復路のスタート。最初に現れた気になる鳥はアカアシミズナギドリ。(Flesh-footed Shearwater)
大洗苫小牧航路で2年前くらいに見ただけの鳥なので、思わぬところで会えて嬉しかったです。

▼しばらくまばらなオオミズナギドリの群れを漠然と見ている修行タイムが続きましたが、三宅島を過ぎた14時、妙に大きな白い鳥がバタバタと海上で動いているのが見えました。魚を何度もくわえ直すような仕草。
待望のアホウドリです!(Short-tailed Albatross)

▼桜色のくちばしと、ポチっと黒い瞳がよく見えます。いよいよ八丈島航路のクライマックスの始まりです。