2017年7月の大洗-苫小牧航路(1)~アカアシミズナギドリ、カンムリウミスズメ
7/29-30 7月の大洗-苫小牧航路の往復に乗船した際の記録です。
▼初めての大洗~苫小牧航路です。夜中に大洗を出港した時は、迷走台風の影響で波が高く、大型船ならではの嫌な揺れでなかなか寝付けませんでした。
朝、部屋からすぐのデッキに出ると霧と小雨で視界不良でしたが、近くを飛ぶコアホウドリ(写真)、クロアシアホウドリなどがぽつぽつと見えました。
▼雨の間に間にオオミズナギドリなどを見ながら北上していくと、途中でライファーのアカアシミズナギドリを見ることができました。全体的に煤けた黒色で、嘴と足がピンク色です。(Flesh-footed Shearwater)
▼なにげなくカツオドリも登場。この海域では期待できる種類ではなかったのでラッキー感あります。(Brown Booby)
▼クロアシアホウドリは往復ともに絶え間なく見られ数も多かったので、この航路では普通種といえますが、何度出てきても必死で撮ってしまう魅力があります。(Black-footed Albatross)
▼午後遅くなってからは、カンムリウミスズメが何度か登場しました。伊豆諸島などで繁殖したカンムリウミスズメはこうして北上して、夏から秋まで北海道からロシアの沖合で過ごすそうです。(Japanese Murrelet)
▼カンムリウミスズメの冬羽を見るのは初めてです。写真から目先に食い込むように白い部分があるのがわかりますが、それがカンムリウミスズメの冬羽の特徴だそうです。
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