ミャンマー探検記(7)~固有種チャバラヤマガラモドキ
2019年5月下旬から6月上旬、ミャンマーで探鳥した際の記録です。
▼バガンは暑くて耐えられないような気候でしたが、次なるヴィクトリア山の標高1800メートルの宿は寒いくらいで、ダウンを着て寝ました。空気も薄く、階段では息が上がります。
▼今日はこのヴィクトリア山をひたすら見て歩きます。朝一で登場したのはキバラクロシメのメス。ここでは珍しいそうで、ガイドさんが興奮していました。(Spot-winged Grosbeak)
▼コールバックで探したのは、チンオナガサザイチメドリ。(Chin Hills Wren-Babbler)
ウグイスのようにとても素早いので、まともに撮れませんでした。
準固有種とも言われるヴィクトリア山から北部のインド付近までしか分布しない鳥のようです。
▼こちらでよく見られたゴシキドリの仲間は、キンノドゴシキドリ。(Golden-throated Barbet)
▼個体数が多いため、あまり脚光を浴びることがないハイイロウタイチメドリ。(Grey Sibia)
▼声はするのに姿をとらえるのが非常に難しかったサザナミガビチョウ。(Brown-capped Laughingthrush)
▼同上。ガビチョウの仲間はとてもシックできれいな容姿の種類が多いのですが、草むらからめったに出てこないので困ります。
▼こちらは、ミャンマーでこんなに見られるものかと驚かれていたアカハラコルリ。(Indian Blue Robin)
▼宿の敷地内からも声が聞こえ、目にも鮮やかな容姿にとても人気がありました。
▼ビルマヒゲチメドリ(Mount Victoria Babax)。
ミャンマー固有種ではないものの、名前にヴィクトリア山と入っている通り、準固有種と言われている鳥。
観察自体はよくできたのですが、枝被りで証拠写真しか撮れませんでした。
▼さてこちらは完全なる固有種のチャバラヤマガラモドキです。(Burmese Bushtit)
▼狙っている8種の固有種のうちの5種目になりました。
台湾で見たズアカエナガを思い出す、ユーモラスでかわいい小鳥です。
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