夏の北海道周遊(10)サロベツ原生花園~ホオアカ、ノビタキ

夏の北海道周遊(10)サロベツ原生花園~ホオアカ、ノビタキ

6/15~23 北海道を旅してきました。
22日、名寄の近くの山に寄ってから、サロベツ原生花園へ向かいました。

▼「蝦夷梅雨」と言われるような天候になり、標高の高いところの鳥を狙いに山を上りましたが、残念ながら霧で何も見えませんでした。エゾユキウサギ。

▼タンポポを食むウソたち。(Eurasian Bullfinch)
山頂への往復には、笹の林にはさまれた峠の道を走りました。すると早朝から噂に聞く高級食材「根曲がり竹」を求めて多くの人が峠道に車を駐車し、背丈より高い笹薮の中へ採取に向かっています。しかし、根元を掘ってかがんでいるあいだにヒグマと出会ったら一巻の終わりなので、グループごとの代表者らしき車には選挙カーのような大きなスピーカがついており、演歌やラジオを流してクマを追い払っていました。

▼さて、午後はついに最終目的地のサロベツ原生花園へ。ノビタキ。(Amur Stonechat)

▼昨年も全く同じ日付でサロベツ原生花園に来ているのですが、その際はあまり咲いていなかったエゾカンゾウが今回は満開でした。ホオアカ。(Chestnut-eared Bunting)

▼眉毛が立派なコヨシキリ。(Black-browed Reed Warbler)

▼コバイケイソウでさえずるホオアカ。
鳥たちは色々居そうだったのですが、強風と雨と寒さで、荷物の真冬の装備を引っ張り出して着込み、傘を持たずには歩けない感じでした。

▼それでもどうにか雨の止んだわずかな時間を使って撮影に赴きます。ノビタキの雌。