宮城県の鳥たち(10・了)マダラウミスズメ祭り

宮城県の鳥たち(10・了)マダラウミスズメ祭り

1/17~20 宮城県で探鳥するツアーに参加しました。

▼最初にマダラウミスズメを初見してから1時間半くらいが経った頃、ふたたびマダラウミスズメが出現しました。(Long-billed Murrelet)

▼ビロードキンクロと一緒に浮いていたり、ペアで浮いていたりと、距離や警戒心の差はあれ、ぱらぱらと見られ始めます。

▼1航海ワンチャンスと聞いていたので、これはかなりついています!

▼マダラウミスズメは首が長いというお話でしたが、まさにそのポーズ。

▼首から下面が真っ白で眩しいほど。よく見せてくれてありがたい個体です。

▼そこからまた、今度は同時に3羽が見られることも。他の鳥がいなくて、マダラウミスズメばかりという贅沢なゾーンに突入しました。

▼ガイドさんらはなんと6羽が飛び去るのを目撃したということで、今回のカウント数は20羽にのぼりました。

▼理由はわかりませんが、ツアーの行程からいつもより波が高い状況で出ざるを得なかったり、外洋が荒れていたことが関係しているのかもしれません。

▼よく出るので、カメラを置いて双眼鏡でしっかり見る時間がとれました。背中を丸めてせっせと泳いでいる姿がチャーミング。

▼ペアが仲睦まじいのか2羽で見る機会が多いところも微笑ましいです。

▼特に、白いアイリングで際立つつぶらな瞳が心に刺さりました。

▼普段は大洗-苫小牧航路からなんとなく眺めることしかできない東北の沿岸近くの海鳥たちに会うことができ、奇跡でも起きない限り見る機会は無いと思っていたマダラウミスズメの姿をこれでもかと拝むことができて、ツアーを企画して下さったガイドさん達と参加者の皆さまの強運に感謝です。