2023年の鳥見を振り返る
本年も残り少なくなってきましたので、恒例の振り返りを行いたいと思います。
▼今年は1月末からカモメの騒ぎで波崎・銚子に足繁く通いました。上から左・ヒメカモメ、右・チャガシラカモメの2羽が同時に見られるという奇跡の年に立ち会えたことが本当に幸せでした。
下は左・カナダカモメ、右・アメリカセグロカモメです。
▼春の渡りでは、関東でしっかり見られる機会があるとは思っていなかった二種に遭遇。一種目はバリバリの夏羽のオガワコマドリの雄です。
▼もう一種は、猛禽類の中でも一番の憧れだったマダラチュウヒの雄成鳥。この神がかった雰囲気の鳥が広大な草原を飛んでいる光景は、夢幻の世界にいるようでした。
▼今年は本格的なコロナ明けということで、3年間で失った機会を取り戻すべく積極的に遠征を実施しました。
左上・野付半島のハマヒバリ、右上・舳倉島のチゴモズ、左下・八東のコノハズク、右下・大授搦のカラフトアオアシシギ。
▼そこでしか見るのが難しい鳥も色々観察することができました。
左上・岡山のブッポウソウ、右上・伊吹山のイヌワシ、左下・ヤンバルクイナ、右下・旭岳のギンザンマシコ。
▼今年も、小笠原航路、八丈島航路、大苫航路で5回の航路に挑戦することができました。毎回状況が違っていて、謎が尽きないところがとても魅力的な航路探鳥です。
左・クビワオオシロハラミズナギドリ、右・アカアシカツオドリ白尾褐色型。
▼この冬は山の小鳥類が豊作ということで、遠路はるばる運転してようやく初見できたベニヒワも思い出深い鳥です。
▼一番驚いたのは、地元の公園で偶然ばったり出会ったホシガラス。思わぬ出会いが鳥見の醍醐味です。
本年も茨城や関東の鳥仲間をはじめ、多くの方にお世話になりました。遠征を計画・実施して下さったツアーリーダーやツアー会社、ご一緒して和気あいあいと過ごしていただいた鳥仲間各位には、誠に感謝しております。お陰様で今年も29種のライファーを増やすことができ、ライフリストも410種を越えました。
また、本ブログをご覧いただき、SNSのいいね、ブログランキングへの投票など、日々応援を頂いた方々にも多くのモチベーションを頂きました。
今年は灼熱の夏がいつまでも終わらず、冬も暖冬という、地球温暖化による異常気象の新ステージに突入したという実感が深い一年でした。
変わりゆく気候や環境と向き合いながら、来年もどうにか平和にブログを続けていきたいと思います。
皆様どうぞ良いお年をお迎えください。(管理人・yotty)
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