夏の北海道(10)天売島~ウミガラスたち

夏の北海道(10)天売島~ウミガラスたち

6/21~24 北海道の北部で探鳥しました。天売島編です。
今日は念願の寺沢さんのボート「ケイマフリ号」に乗せて頂きました。前回は濃霧で出航できなかったので、当日出航可能と聞いた時は嬉しくて飛び上がりそうでした。

▼それなりに揺れる小型ボートで赤岩付近までたどり着きました。見上げると、有名なウミガラスの営巣地の洞窟が見えます。あんなにいるけど、きっとデコイ(営巣誘致のための模型)だろう、と思っていたら…。

▼「本物」が飛び込んできて、ざわざわと動く様子から、見えてる部分はほぼ本物のウミガラスだということがわかりました。

▼コロニーと海上を行き来するウミガラス。(Common Murre)

▼昔、ウミガラスの冬羽は見たことがありましたが、顔が真っ黒の夏羽は初めて見ました。

▼たまたま船の近くにペアのような距離感で浮かぶ2羽のウミガラスが接近してきました。

▼少し褐色みを帯びた黒に、胸から腹は純白。見ているだけで心が清められていきます。脇に/////と斜めのラインが入っているのも特徴です。

▼十数羽まで減ったウミガラスでしたが、色々な困難を乗り越え、ついに昨年100羽を越えたとのこと。

▼こうして手に取るようにしてじっくり見られるようになったのも、そうした保護活動のおかげです。

▼立っているとペンギンのようで、背中には上の写真で見られる次列風切の先端の白色部がワンポイントで見えます。
オシャレな夏羽のウミガラスをたくさん見ることができて、大感動でした。

▼1分くらいの動画を作成しました。ボートがけっこう揺れていたので、ガタガタしていますが、宜しければご覧ください。