夏の北海道(6)サロベツ湿原から天売島へ
6/21~24 北海道の北部で探鳥しました。
今日はサロベツ湿原で最後の探鳥をしたあと、天売島に向かいます。
▼今までと違う第4のポイントへ向かうと、車道を挟んで両側に草原が広がり、ツメナガセキレイが飛び回ります。(Eastern Yellow Wagtail)
▼ツメナガセキレイ。かなり距離がありますが、オオジュリンやノビタキも見られます。
そして、ここは今回最後のシマアオジ観察への望みをつなぐ場所でもあります。
数年間見られていないとのことだったので、もう居ないのだろうかと半ばあきらめつつ草原を呆然と眺めていると、シマアオジっぽいさえずりが聞こえたとの声が。
▼写真はツメナガセキレイ。
清涼感と、もの哀しさが混じった、オオジュリンやノビタキとは明らかに違う音質の声が草原の奥からたしかに響いてきます。さえずりはおろか存在を確認することは無理だろうと思っていたので、胸熱でした。
しかし、血眼で探したものの姿を見ることはできませんでした。その後、同じ場所で数年ぶりにシマアオジの姿を見られたとのことですので、シマアオジの声だったことは間違いありません。
▼さて、そこから羽幌町へ移動し、フェリーに乗って天売島に向かいます。
航路で見る数は思ったより個体数が少なかったウトウ。かなり遠方まで餌取りに出かけているようです。(Rhinoceros Auklet)
▼逆にケイマフリは思ったより数が見られました。目の周りの白い羽根までよく見えます。(Spectacled Guillemot)
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