5月末の舳倉島を歩く(1)初見のカラアカハラ

5月末の舳倉島を歩く(1)初見のカラアカハラ

5/25~27 初めて石川県の舳倉島を訪れました。

穏やかな晴天で、船の出航が決まった時には思わずガッツポーズ。離島の渡りの最終盤の時期で、さらに例年よりかなり個体数が少ないというなか、離島経験の少ない自分一人の散策が主だったので取りこぼしが多いかと思いますが、63種が観察され、うち9種はライファーでした。

▼島に30年通っていたレジェンドに、このあたりは実のなる木が多いから色々な鳥が見られるという話を聞きつつ小道を歩いていると、ツグミ類の警戒声が聞こえ、バサッと樹上に上がったのは初見のカラアカハラ。(Grey-backed Thrush)

▼島で探鳥を始めた直後の遭遇で、ハクセキレイの次に出てきたのが予期せぬカラアカハラだったので大興奮。

▼カラアカハラは普通はこの時期まで居ないそうです。今年はカラアカハラが当たり年だったという噂なので、今の今まで滞在していた個体もいたということなのでしょう。ラッキーでした。

▼唯一、雨を避けて腰掛けられる水場。じっとしているのは性に合わないので長居はしませんでしたが、センダイムシクイが来てくれました。(Eastern Crowned-Warbler)

▼普段にも増してかわいらしく見えました。

▼頭央線も見えます。

▼離島で何のムシクイが出ても自分で考えて答えを出さないといけないというのは、脳のトレーニングになりますね。