2023年道東の旅(8)野付半島のハマヒバリ

2023年道東の旅(8)野付半島のハマヒバリ

2/16~20 道東の鳥たちに会いに行きました。

▼今日は野付半島の散策です。何気なくキタキツネが歩いています。

▼道東の旅のあいだあちらこちらで観察できたエゾシカたち。雪の野付半島だと映えるので、撮影に夢中な人々が集まっているのを何度も見かけました。

▼さて、ユキホを探す傍らで、ハギマシコの群れを観察しました。(Asian Rosy-Finch)
距離があるのでどうやったら近くでしっかり撮れるのかと四苦八苦していると、数メートル先でお仲間が何やら叫んでいます。

▼よく聞き取れなかったので、とにかくその正面のハギマシコの群れを見ると、なんとハマヒバリが混ざっています!(左の鳥)

▼初見のハマヒバリ。予想もしない鳥の出現にテンションが天まで登りました。(Horned Lark)

▼ハマヒバリは、北海道~東北などでの観察例を時おり耳にしますが、安定して出現するような種類ではないので自分が見ることはないだろうなと思っていた珍鳥です。

▼ハマヒバリの夏羽は頭にツノが生えるので「horned」という英名がついていますが、こちらは冬羽でツノはありません。

▼どうにかここまで接近できましたが、すぐにハギマシコの大群とともに飛び去ってしまいました。翌日も捜索しましたが、発見ならず。

▼偶然の幸運でした。ハギマシコの複数に分かれた群れをしっかりチェックしてくれていたお仲間に感謝です。

▼夜は「だいいち」さんに宿泊し、何年も宿のいけすに来ているという同一個体のシマフクロウに会いました。(Blakiston’s Fish-Owl)

▼ハマヒバリの30秒の動画を作成しました。かなり距離があり揺れていますが、採餌中はこんなふうに見えるんだなあという参考になれば幸いです。