小笠原の海鳥ツアー(9)~アカアシカツオドリ黒尾白色型

小笠原の海鳥ツアー(9)~アカアシカツオドリ黒尾白色型

6/4-6/9 小笠原で海鳥を見るツアーに参加しました。

6/7 今日もチャーター船に乗る予定でしたが、低気圧の接近により航行は中止となり、急遽、母島へ行くことになりました。
しかし、そのははじま丸も甲板閉鎖で波しぶきがバンバン飛んでくるうえ、相当なうねりの中を進むことになり、念のために飲んだ酔い止めで救われることになりました。

▼7時半に乗った船の最後、9時すぎ頃に上の階から呼ぶ声が聞こえ、階段を駆け上がると多くのカツオドリの中に1羽だけアカアシカツオドリが見られました。(Red-footed Booby)

▼ガイドさんのお話や海鳥ハンドブックを開いて知ったのですが、アカアシカツオドリには4つの色のバリエーションがあるそうです。
以前、小笠原に来て1羽だけ見たアカアシカツオドリは全体が褐色でしたが、これは「褐色型」と呼ばれるタイプ。
今回遭遇したのは「黒尾白色型」というタイプです。

▼初めて青い海に映える白いタイプのアカアシカツオドリを見られて嬉しかったです。

▼まだ黒い羽根がまだらに入っているので亜成鳥だとわかりました。

▼トビウオを狙って海面に飛び込む瞬間、赤い足がパッと開いて見えました。
もしも天気が良くてそのままチャーター船に乗っていたら本個体には会えなかったので、ははじま丸に乗ることができて良かったです。

▼さて、母島に到着したあとは、歩ける範囲の林道で探鳥しました。人をあまり怖れない性格の亜種ハシナガウグイスが何度も姿を見せました。(Japanese Bush-Warbler)

▼なぜか本州の亜種ウグイスより可愛らしい感じがあります。