小見川散策~オオセッカ、クロハラアジサシ、セイタカシギ

小見川散策~オオセッカ、クロハラアジサシ、セイタカシギ

5/4 夕方、千葉県の小見川の堤防を散策しました。

▼日が暮れて涼しい風が吹くにつれ、コジュリン(写真)やオオセッカの声が増えていくように感じました。(Ochre-rumped Bunting)

▼オオセッカは上流よりも下流の方がより近い場所でたくさんの個体がさえずり飛翔しています。
一般的なヨシ原では普通種のオオヨシキリの声が聞こえず、眼前いっぱいに広がるヨシ原から湧き上がるようにオオセッカの大合唱が響き、その様子に圧倒されました。(Marsh Grassbird)

▼チュウヒは2~3個体が見られました。地元・涸沼では冬鳥ですが、こちらでは繁殖しているようです。(Eastern Marsh-Harrier)
ヨシの中から腹の底に響くようなサンカノゴイの声も聞こえました。

▼遠い空をアジサシ類が飛んでいるので拡大すると、クロハラアジサシでした。(Whiskered Tern)

▼下流の水面には、ハシビロガモとコガモの群れが入っていました。(Northern Shoveler)

▼スタート地点に戻ってくると、最初は気が付かなかったセイタカシギが3羽水田に入っていました。(Black-winged Stilt)

▼数年前は何百羽とチュウシャクシギが塒をとっていた水田で塒入りを待ちましたが、12羽ほど別の場所に向かう姿は見かけたものの、18時を過ぎても1羽も降りなかったため帰路に就きました。(Whimbrel)