2024年10月の大洗-苫小牧航路(1)150羽+のフルマカモメ

2024年10月の大洗-苫小牧航路(1)150羽+のフルマカモメ

10/30~31 大洗苫小牧航路のとんぼ返りツアーに行きました。
最近は、ミナミ◯ナガの観察記録も聞かず、黒潮の蛇行の影響や温暖化のためか冬鳥の南下もいまいちのようで、今年の秋の航路はどうかと思ったのですが、行ってみるとフルマカモメとハジロミズナギドリが山のように見られ、満足感が高い観察経験となりました。

【観察種】(大→苫/苫→大)
マガモ、オナガガモ、コガモ、スズガモorキンクロハジロ、クロガモ、キジバト、ミツユビカモメ、ユリカモメ、ウミネコ、セグロカモメ、オオセグロカモメ、トウゾクカモメ、クロトウゾクカモメ、ウトウ、シロエリオオハム、コアホウドリ(91/238)、クロアシアホウドリ(28/22)、アホウドリ(2/1)、ハイイロウミツバメ、フルマカモメ(149/8)、ハジロミズナギドリ(286+/255)、オオミズナギドリ、アカアシミズナギドリ、ヒメウ、ウミウ、マミチャジナイ、ルリビタキ、ウミスズメSP、小鳥SP

▼今回は往路の大洗~苫小牧のフルマカモメをまとめて紹介します。
フルマカモメは南三陸沖付近からポツポツと出始め、北に近づくにつれてその数は増えましたが、わりとまんべんなく現れました。(Northern Fulmar)

▼往路150羽近くを数えましたが、ほぼ全て暗色型。しかし暗色型の中でも個体によって色の濃さに差が見られ、面白く観察しました。

▼黒褐色の暗色型のフルマカモメ。

▼明るい褐色の中間型に近いフルマカモメ。

▼こちらは八戸沖で1羽だけ見られた淡色型のフルマカモメ。

▼淡色型の白いフルマカモメは、繁殖地も暗色型とは異なるそうです。

▼下面は真っ白。つぶらな瞳もチャームポイントです。1羽しかいなかったものの船体の脇から出たのでしっかり見られてラッキーでした。