オーストラリア(2)ラミントン国立公園~ルリオーストラリアムシクイ

オーストラリア(2)ラミントン国立公園~ルリオーストラリアムシクイ

3/12~18 初めてオーストラリアに行きました。

▼ゴールドコースト郊外から一気に標高1000mのラミントン国立公園へ。
さっそく宿泊施設の周りの探鳥を始めると、いきなりとても目を惹く小鳥が現れました。

▼オーストラリアでも一番人気というルリオーストラリアムシクイです。(Superb Fairywren)

▼こちらは雌。目の周囲が赤く、雄とは違う魅力があります。目下、子育ての真っ際中です。

▼親鳥は次々と虫を捕まえて、頭より少し上の高さの木の中の巣に運びこみます。

▼警戒心が異様に薄く、捕まえられそうなほど近くまで来て、思わず吹き出してしまいそうになるルリオーストラリアムシクイ。アイドルバードであることには納得です。

▼車道を挟んで向かいの草地で日光浴を楽しんでいるのはヤブツカツクリ。(Australian Brush-turkey)

▼ヤブツカツクリは直径2~3mの土と葉っぱを混ぜた高い塚を作り、そこに卵を埋めて放置して、腐葉土の発酵熱によって温めるというすごい鳥です。
油断していると家の敷地内に巨大な巣を作られてしまい、どかそうにも卵が入っているかもしれないので安易に取り壊すこともできず、大変なことになるようです。

▼周辺には他にも色々な鳥が出てきます。ハイイロモズツグミ。(Grey Shrike-thrush)

▼赤い眉斑が素敵なフヨウチョウ。(Red-browed Firetail)

▼なかなか日本の鳥にはない鮮烈な赤さです。

▼キンショウジョウインコの雄。(Australian King-Parrot)
オライリーズ一族が開拓したリゾート、その名もオライリーズでは怪我した野鳥に場所を決めて給餌をしています。

▼キンショウジョウインコの雌。
しかし元気なインコも給餌に群がってきます。ちょっとしたバード・パークのようで楽しいです。

▼黄色が鮮やかなキバラモズヒタキ。(Golden Whistler)

▼喉の白さが清潔な感じで良いですね。

▼こちらもお腹が黄色い小鳥。当地ではかなりの頻度で出現したヒガシキバラヒタキです。(Eastern Yellow Robin)

▼当地にはトラツグミが二種類います。オーストラリアトラツグミ。(Bassian Thrush)

▼こちらは翌日の自由散策で撮影したものですが、上のオーストラリアトラツグミと比べて翼帯が2本かなり太く、翼帯を形成する雨覆の模様も図鑑通りなのでアカオトラツグミと思われます。(Russet-tailed Thrush)