八東ふる里の森(3)~アオバズクとコノハズク
7/12~14 鳥取県・八東ふる里の森を初めて訪れました。
3日間のうち、2日目は線状降水帯の一部にかかり、滝のような豪雨が降り続いて、土砂崩れで道が封鎖される可能性を考慮して下山する方も。泊まっていたバンガローは沢の崖の上にあるので、崩落の恐怖で眠れない方まで出ました。
▼そんな中、バンガローでじっとしているのも退屈なので、ポンチョを着てアオバズクを見に行くと、昨日はほとんど見えなかった雛が顔を出しています。(Northern Boobook)
▼しかも2羽も。最初は雛が見えて無邪気に喜んでいましたが、次第に、滂沱の雨に打たれて巣箱の排水が間に合わず水浸しになり、水没しないようにどうにか上まで這い上がってきたのだと気が付き、心配になってきました。
▼夜間は雨が上がり、コノハズクウォッチングをすることができました。
▼仕掛けた巣箱にコノハズクやアオバズクが入ってくれるなんて夢のよう。実は人工林である当地の非常に稀有な環境のお陰です。
▼コノハズクは今回2ペア見ることができました、一方は比較的よく見えるのですが、もう一方は日中の雄が見つからず、最終日にどうにか見ることができました。本来の自然のなかではこのように見つけづらいところにいるのが普通なのでしょう。
▼八東といえばアカショウビンですが、2年ほど前から営巣が途絶え、今回も声のみを間近で聞くにとどまってしまいました。
聞けばかなり根深い事情がある様子。それらが改善し、いつかまたアカショウビンが戻ってくることを祈っています。
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