5月末の舳倉島を歩く(2)初撮りムジセッカ

5月末の舳倉島を歩く(2)初撮りムジセッカ

5/25~27 石川県の舳倉島を訪れました。

▼初めての舳倉島。数日前から居た方から聞いた話では、今日の晴れ間に鳥がかなり抜けてしまったそうです。そんなこともあり初日は島に詳しい方にポイントをざっと教えてもらう一日に。
ヒタキ類はオオルリ・キビタキのシーズンは終わり、サメビタキ属三兄弟がメインになっています。コサメビタキ。(Asian Brown Flycatcher)

▼島を歩いているといたるところから金属的なさえずりが聞こえてきて、最初は何の声だか分からずキョロキョロしていましたが、次第にアオジの声だと分かりました。(Black-faced Bunting)

▼頭上の電線にエゾビタキが現れました。いつもは秋に低地の公園で遭遇するだけなので、春に見られて得した気分です。(Grey-streaked Flycatcher)

▼今日からドッと入ってきたというコムクドリ。(Chestnut-cheeked Starling)

▼海岸の草むら脇の道をせっせと歩いていた時、「タッタッタ」という地鳴きが聞こえてきました。ムジセッカの声だ!
目を凝らすと低木に姿が見えました。(Dusky Warbler)

▼ムジセッカは、海外でも他の離島でも声ばかりで姿を撮影できていなかったので、これは嬉しいです。

▼その後も同じ場所で何度もムジセッカの声を聞いたのですが、姿を見られたのはこの時だけでした。