草原を舞うマダラチュウヒ

草原を舞うマダラチュウヒ

5/21 昼過ぎまでバタバタとしていた午後、数時間ぶりに見たスマホにマダラチュウヒ雄の出現の報が届いていました。

▼今から行って、塒入りに間に合うだろうか?とにかく一生見られるかどうかわからない鳥だから現場に行くしかない!と、車を走らせると、現場は出入りする車が溢れかえり、さあ停められるかという状況。招くように目の前にポツンと空いたスペースに停めさせてもらい、堤防を駆け上がってしばらく待つと、白黒の鳥がヨシ原の奥からスーッと飛んできました。

▼マダラチュウヒの成鳥雄。まさかこの鳥が関東で見られるとは。夢か幻のようです。(Pied Harrier)

▼その美しさから、猛禽類の中では一番見たかった鳥でした。

▼王家の紋章のような柄が背に描かれているマダラチュウヒ。

▼どうして自然にこんなに美しいデザインに生まれるのか、不思議でなりません。

▼緑のヨシ原を満遍なくふわふわと飛び回り、全方位からよく見える愛想の良さで、当地を気に入ったのかと思いましたが、翌日には旅立ったようです。

▼タイムリーな情報でわずかな滞在時間に間に合い、情報提供者に深謝です。

▼カメラで撮る一方で、双眼鏡でしみじみ眺める余裕もあり、滞在時間は40分ほどでしたが心に深く刻まれました。