あこがれのオガワコマドリ夏羽雄

あこがれのオガワコマドリ夏羽雄

4/19 千葉県の某所にオガワコマドリ出現の報を頂き、ライファーではないものの夏羽のきれいな雄は見たことがなかったので行ってみました。

▼下の道でのろのろと9時頃に現地入りすると、すでにオガワコマドリが目の前に出ています。
早朝に見る人は見てしまったようで予想より少ない30~40人ほどのギャラリーが観察していました。

▼かなりしっかり撮影できるため、次々と人が入れ替わり、ありがたいことにど真ん中の特等席で撮影することができました。

▼図鑑によるとオガワコマドリは11亜種が存在するということですが、日本に来る亜種はその中でもいちばん華やかな色なのではないでしょうか。
他の亜種は喉パッチが無かったり、白だったりします。

▼喉から胸の柄の美しさは、どうやったらこんなおしゃれな色をまとって生まれて来られるのだろうか?という感じです。

▼喉の羽根は一枚一枚が縦に細長く、スパンコールを重ねたようになっています。

▼腹部の黒斑が気になりましたが、何かの事情でその部分の羽根の層が薄くなっているのではないかと。

▼オガワコマドリを初めて見たのは思い出の飛島ですが、そのときは冬羽の雌で、なぜかとても細長くなっていたので、今回きれいな夏羽の雄を見られて良かったです。(→飛島の細長いオガワコマドリ)

▼すごいサービス精神だったため、30~40分の滞在で満足して帰路に就きました。ところが翌日にはパタリと出なくなったと聞いて戦慄しました。
タイムリーに情報を教えて下さった方々には感謝です。

▼1分ほどの動画をまとめました。地鳴きと思しき声も入っています。よろしければご覧ください。