飛島探鳥(5・了)~ノジコ、ノビタキ、ウミスズメの航路

飛島探鳥(5・了)~ノジコ、ノビタキ、ウミスズメの航路

5/5~5/6 飛島2日目と3日目の記録です。

▼晴天の中、体力の限界まで島を歩き回りましたが、少し前のピークより鳥は少なくなっていた様子。写真はノビタキ。

▼午後は最も鳥影が濃かった校庭ポイントに戻りました。掲揚台で圧縮したように細くなっているのはオガワコマドリ。

▼目の高さの草むらに現れたノジコを教えていただき、ばっちり見ることができました。(Yellow Bunting)

▼校庭の奥の木の実にツグミ類が代わる代わる登場します。多くはツグミですが、中にはマミチャジナイも。(Eyebrowed Thrush)

▼校庭の奥の八重桜とムシクイ類が可愛らしく撮れ、嘴が妙に細く珍しいムシクイ類であることを期待したのですが、ウグイスのメスのようです。
ここまでが2日目。この日は、個人的に67種が確認できました。ライファーは、ジュウイチ(声)、コノハズク(声)、キマユムシクイで、特にCDで聞いていつも気になっていたジュウイチの「ジューゥイチッ」とコノハズクの「ブッ・キョッ・コー」が聞こえたのは大きかったです。

▼6/6 3日目は雨に降られ、島を歩くもなかなか鳥果が上がりません。
そのうちに出港が危ぶまれた午前便が出ることが決まり、ほっとしつつ船に乗り込みました。
帰りの船からは何度もウミスズメの小群が見られ、並走する場面もありました。(Ancient Murrelet)

▼そろそろ港に入ろうかという頃、靄の中から1000羽は下らないのではないかという数のオオミズナギドリが現れたのには驚きました。

今回は鳥見の先輩方の手作りツアーにお誘い頂き、自分たちの力で探して調べ、昨年の飛島とは一味違う探鳥時間を過ごすことができました。
また、段取、交通手段など様々な点で大変お世話になりました。有難うございました。