
秋の稲敷シギチめぐり(3)~ヨーロッパトウネン、トウネン
10/10 稲敷を散策しました。
▼今回の目的の一つ、ヨーロッパトウネンを探しました。
小型シギチの集まる蓮田で、冬羽の個体を1羽見つけました。ウズラシギと共に。
▼同じ個体です。嘴が先に向かって著しく細長いところから識別しました。(Little Stint)
▼近くの別の蓮田にもヨーロッパトウネンが1羽。
こちらの個体はほとんど幼羽ですが、肩のあたりに3枚ほどグレーの第一回冬羽が生えてきています。
▼同じ個体。ヨーロッパトウネンをじっくり見る機会はなかなかないので、トウネンと見比べては戸惑いと納得を繰り返すかんじでした。しかし、やはり背格好と軸斑の黒さがかなり違うなという印象でした。
▼他にもヨーロッパトウネンはいないかと見ていると、すぐ手前にひょこひょこと冬羽の小型シギがやってきました。頭が丸っこくて可愛く見えたのでこれもそうなのかなとしばらく注目してみましたが、嘴の太さ、雨覆に残された幼羽の色の薄さ、尾羽の突出など総合的にみてトウネンの第一回冬羽という結論に至りました。
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