
チュウジシギに出会った
9/12 涸沼でチュウジシギを観察しました。
▼雨のなか稲刈り後の田んぼを探索していると、こちらを見つめるジシギを発見。(with キジ)
▼肩羽などの模様からチュウジシギ幼鳥だと思ったので、確たる証拠を抑えるべくしばらく待ってみることにしました。
▼すると、ミミズを畦からひっぱり出しながら、徐々にこちらへ近づいてきます。時おり、キジや頭上を飛ぶサギ類に驚いて固まりますが、すぐに気を取り直してミミズ探しを再開します。
▼2時間ほどすると、待ってましたの尾羽根の御開帳。ばっちりチュウジシギです。(Swinhoe’s Snipe)
*参考までに大きめ画像にしたのでクリックして拡大してください。
▼ピントが合わずに苦労している中、3回も開いてくれました。なんという親切。
(人が見ている気配を感じ、戸惑いで伸びをしている気も。)
▼今回のチュウジシギはかなりわかりやすく、他のジシギと見間違えようがないという感じがしましたが、そういう個体ばかりではありませんし、近くで尾羽根まで見せてくれる個体に当たることは少ないので、ラッキーでした。
▼匠の技の工芸品のような精緻な美しい模様と、物怖じしない性格が、いかにもチュウジシギらしい感じがしました。
▼なお、この個体の性格かもしれませんが、一眼レフのシャッター音に異常に反応するため、シャッター音を軽減するライブビュー撮影で対応しました。
▼チュウジシギがひたすら餌を探している動画です。行動の違いも識別のヒントになります。くちばしの泥を取る仕草にご注目ください。(1分40秒)
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