稲刈り後のチュウジシギ
9/2 涸沼を巡回しました。
▼今年は猛暑で稲の成長が早く稲刈りが前倒しで行われたためか、ジシギがまとまって入りました。
こちらは田んぼの奥にいた3羽のジシギ類sp.
▼同じ田んぼの中央で存在感を放っていた、外見上の特徴からチュウジシギと判断した個体。
▼手前にはまた別のチュウジシギらしき個体。体型やくちばしの長さ、肩羽の羽縁、など複数のポイントを総合して判断しています。
▼羽縁の細い幼羽があるので、幼羽→第一回冬羽と見て良さそう。どれも尾羽根まで見るに至らずでしたが、同じ田んぼに6羽もジシギが入っていたのには興奮しました。
▼こちらの個体は別の地区の田んぼで、尾羽根を確認できたチュウジシギ。(Swinhoe’s Snipe)
▼尾羽根を確認したあと車を動かすと、チュウジシギが目の前に飛んできました。上のチュウジシギがうっかり目の前に飛来したものと思っていたのですが、もしかしたら別の個体かも。しばらく見つめ合っていましたが、逃げも隠れもせず佇んでいるだけでした。
▼外見上の識別が合っていれば、突然チュウジシギの団体が涸沼に降りてきたことになりますが、ここまでたくさん一日に見たのは初めてなので、やはり稲刈りのタイミングがいつもと違ったことが功を奏したのかなと思います。
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