美声のクロツグミ、エナガ若
5/12 県北のフィールドを訪れました。
▼センダイムシクイは2羽見られました。この春はいつも同じ場所です。
▼今回の当地の訪問の最大の目的はクロツグミでした。
朝の到着時から9時ごろまでは高らかにさえずる声が聞こえ、今にも見えそうだったのですが生い茂った葉のため見ることはできませんでした。しかしその後も何度かニアミスし、午後、逆光の中で完全に真っ黒にしか見えない状況でクロツグミの背中をどうにか見ることができました。
大変に美しいさえずりで「キヨコキヨコ」という独特の節回しが耳に残り、声だけでもかなり勉強になりました。ときおり裏でガビチョウがそっくりな声をかぶせてくることがあり、頭の中がハテナで満たされました。
▼ゲッゲッという違和感のある地鳴きとともに現れたのはソウシチョウ。ここもガビチョウとソウシチョウが相当増えた印象です。
▼ソウシチョウのいた水場から出てきたのは、エナガの若鳥です。
▼エナガの若い個体のデザインは親鳥とかなり違うので、初めて見た人はエナガだと思えないかもしれませんね。
声といえば、森の奥ではトラツグミの哀愁を帯びたさえずりも響いていました。
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