スマトラ探鳥記 Birding in Sumatra(17)アカフサゴシキドリ
2019年3月にインドネシアのスマトラ島にて探鳥しました。
引き続きタパンロードの野鳥たちを紹介します。
▼図鑑で見たときから気になっていた、くちばしの基部から奇妙な毛束が生えたアカフサゴシキドリ。(Fire-tufted Barbet)
▼クリンチ山の上の方でも見かけましたが、タパンロードでは繰り返し見ることができました。個性的なデザインが光る鳥です。
▼もう一種類、よく見られたゴシキドリの仲間は、マユグロゴシキドリ。ポポポポッと繰り返される声も印象的でした。(Black-browed Barbet)
▼ランチの見晴らしの良いレストランから見えたカタグロトビ。谷間をホバリングを混じえながら飛ぶ姿がカッコよかったです。(Black-winged Kite)
▼何羽も見られたのはムギマキ。越冬地の東南アジアでは意外と見かけることが多い鳥です。日本でも見たいのですが、まだ会えていません。(Mugimaki Flycatcher)
▼コサメビタキも、冬の東南アジアでは色々な地域で見かけます。(Asian Brown Flycatcher)
▼こちらはアオバネコノハドリ。(Blue-winged Leafbird)
しばらく、スマトラ島固有種のSumatran Leafbirdか!?とざわめきましたが、よく見たら普通種の方でした。
▼同じ種類のアオバネコノハドリのメスです。エメラルドグリーンと水色が美しい鳥です。
▼斜面で懸命にさえずるのはオカハウチワドリ(Hill Prinia)。
同じ場所にじっとしていてくれるので撮りやすい種類です。
▼図鑑でいつも見ていて憧れていた鳥の一種、ギンムネヒロハシが、ヒタキ類のようにひらひらと採餌しているシーンを見ることができました。(Silver-breasted Broadbill)
▼前回の記事にも登場したミヤマタイヨウチョウ。(Temminck’s Sunbird)
Crimson Sunbirdという鳥とえらく似ているのですが、そちらは尾が青く、こちらは尾が赤いところが特徴。
タパンロードでは同じ場所を歩いても違う鳥が出てきて、毎日楽しく探鳥することができました。
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