涸沼のヨシゴイたち

涸沼のヨシゴイたち

6/26 涸沼を散策しました。

▼最初に聞こえてきたのはホオアカの声でした。ヨシ原のわりと近くだったので探してみるとすぐに見つかりました。たった1羽で炎天下でもずっとさえずっていました。(Chestnut-eared Bunting)

▼草地を歩いていると、肉眼でもよく見えるほどの距離にセッカが出てきました。この距離で見られた経験はほとんどありません。飛んでいると小さく見えますが、非常にがっしりとしたたくましい鳥です。(Zitting Cisticola)

▼意外と苦戦したのがオオヨシキリ。オオヨシキリは繁殖を終えて渡るのが早いので、時期を逸すると意外と見づらくなります。(Oriental Reed Warbler)

▼そんな中、3箇所から声が聞こえ、姿も何度も見られたのがヨシゴイ。(Yellow Bittern)

▼繁殖していると思われるエリアを広範囲に見渡していくと、今回視認・声で確認しただけでも10羽はいるだろうと思いました。

▼全体的にはそれ以上いるに決まっていますから、近年減少傾向にあった中では数が多い印象があり、嬉しいことでした。