2月末の涸沼のチュウヒたち

2月末の涸沼のチュウヒたち

2/26 しばらく暖かい日が続きましたが、今日はよろめくほどの強い北風が吹きつけています。鳥を見るのも厳しい状況でしたが、手堅い涸沼のヨシ原で定点観察を行いました。

▼すると、ここではわりと珍しいベニマシコの声が聞こえ、目の前に上がってきてくれました。(Siberian Long-tailed Rosefinch)

▼かなり夏羽になってきたオオジュリンも出てきました。小鳥が見られるとは思えない風だったので嬉しいです。(Common Reed Bunting)

▼水路の脇にはバンとオオバンが並んでいました。このあたりではバンのほうが珍しいです。(Common Moorhen、Eurasian Coot)

▼16時前にハイイロチュウヒのメス型が飛んできました。(Hen Harrier)

▼次はチュウヒの推定・雄&雌が飛来。越冬している個体たちです。(Eastern Marsh Harrier)

▼チュウヒは北海道の繁殖地で4月10日すぎから見られると聞いたので、涸沼を3月末から4月初週頃には飛去すると考えられます。

▼繁殖期が近づき、白黒のコントラストが明瞭できれいになった姿が見られました。