秋の九州(6)サンショウクイ、コムクドリ、小鳥の渡り

秋の九州(6)サンショウクイ、コムクドリ、小鳥の渡り

9/15~19 佐賀~長崎を回る旅の記録です。

▼最終日になりました。ずっと雨に追われてきましたが、今日は朝からはいよいよ晴天の予報です。

▼最初に現れたのは、おびただしい数のサンショウクイの群れでした。(Ashy Minivet)

▼100羽前後の群れが何度も現れ、海に向かいます。全部で1000羽は見送ったでしょう。
日本の夏山を飛び交っていたサンショウクイが、九州西端の五島列島の中でも最西端に位置する大瀬崎で待ち合わせして越冬地へと向かう、感動的な光景です。

▼コムクドリも群れをなして眼下を飛び回っています。(Chestnut-cheeked Starling)

▼渡りの衝動に駆られた野鳥の集団性の強い動きは、見ているこちらも心揺さぶられるものがあります。

▼その他にも高台にはパラパラと渡りの小鳥たちが姿を見せました。センダイムシクイ。(Eastern Crowned-Warbler)

▼何度かみかけたエゾビタキ。(Grey-streaked Flycatcher)

▼若く、白斑が見られるエゾビタキ。

▼かなり黒っぽいサメビタキ。ヒタキ類は、色々な種類が各自で渡っていくようでした。(Dark-sided Flycatcher)

▼サンショウクイの渡りの動画を撮影しました。40秒弱です。よろしければ御覧ください。