茨城県内では初見のマミチャジナイ

茨城県内では初見のマミチャジナイ

2/12 園内の焚き火の煙や、凍結した道を迂回しながら公園を歩いてると、夢中で地面の虫を採餌しているアカハラおよびシロハラのような鳥が…。

▼暗がりで採餌しているその鳥を、飛ばさないように遠くから双眼鏡で見ると、頭部と胸の色がアカハラともシロハラとも違っています。
まさかと思いつつ眉斑をよく確認すると、なんとマミチャジナイでした。(Eyebrowed Thrush)

▼真冬の茨城でマミチャジナイを見るとは。西日本では少数が越冬するので、温暖化で茨城でも越冬するようになったのか…と感慨に浸ります。

▼しかしよく見ると片方の翼が落ちており、長距離の渡りが難しい個体であることは一目瞭然でした。事故的な越冬と推測できます。

▼それでもマミチャジナイは力強く地面を掘りまくり、ミミズを引っ張り出していました。タンパク質をたくさん摂って回復に繋げてほしいですね。

▼座って見ているとどんどん近づいてきました。のどの白い部分がないので雄です。

▼渡りの時期に離島や他県では見たことがありますが、茨城県内で見るのは初めてだったので嬉しかったです。

▼動画を撮影しました。50秒弱です。