九州縦断(3)クロヅル、ナベクロヅル、カナダヅル

九州縦断(3)クロヅル、ナベクロヅル、カナダヅル

1/16-21 九州を周遊してきました。

▼多数のナベヅルのなかに背中が薄灰色のクロヅルが混じっています。出水に8羽+飛来しているとのことでした。(Common Crane)

▼2015年に来たときには、スコープではるかかなたに見るような距離でまともな写真が撮れなかったので、今回近くで見られてとても嬉しかったです。
ちなみに上は黄色い目ですが、こちらは赤い目です。亜種が違うとのこと。

▼さらに、こちらの2羽、奥はナベヅルですが、手前は背中が少し黒っぽく体型も小柄でちょっと変わっています。
その正体はクロヅルとナベヅルの交雑の「ナベクロヅル」。おそらく親子です。

▼次はカナダヅルを観察。1万6千羽の中に9羽しかいないのですが、その少数が不思議なことにいつもすごく見やすい場所にいます。(Sandhill Crane)

▼上面に褐色の羽根が混ざっていると幼羽かと思ったりしますが、カナダヅルの場合、褐色の羽根は成鳥の特徴だそうです。

▼カナダと名前に入っているので北米でしか繁殖していないのだろうかと思いきや、極東ロシアでも繁殖しています。

▼カナダヅルの動画です。おでこの赤い部分が正面を向くとハートに見えます。23秒。