2019年の鳥見を振り返る

2019年の鳥見を振り返る

今年も残りわずかとなりましたので、2019年の鳥見を振り返りたいと思います。

▼1月には今年23年目(諸説あり)のオオワシが、今年も涸沼を賑わせてくれました。年々愛着が湧いて夢中になる度合いが高まっていきますが、来年も来てくれるでしょうか。

▼1月ヘラサギツメナガセキレイ、2月キガシラシトド、3月アカツクシガモと、県南部の素晴らしいフィールドには今年もお世話になりました。

▼初春はクロジの当たり年だったようで、至近距離で群れを観察できるポイントを見つけ、今までにないほどクロジを楽しむことができました。

▼3月4月には県内の漁港で、ライファーのハシジロアビカラムクドリコクガンという貴重で珍しい鳥たちをなんと一度の訪問ですべて見られたことがありました。

▼3月、10月には大洗苫小牧航路とんぼ返りの旅。3月には念願のエトロフウミスズメの黒い群れを見られました。10月は夢だった格安ツアーで台風の合間を縫って突撃。全体的には海鳥は芳しくない年だったそうですが、また何度でも行ってみたいです。

▼春には県北でサンショウクイがよく見られるところへ。サンショウクイのほか、渡りの小鳥たちを満喫しました。

▼三宅島の亜種タネコマドリは何度か観察したものの、本州の亜種コマドリをまだ見ていなかったのですが、今年ついに栃木県で見ることができました。今年の出現状況が不明な中、場所も漠然としていたため、奇跡の出会いでした。

▼7月8月は千葉県の九十九里浜まで遠征して、ハシブトアジサシコシジロウズラシギを観察しました。前者は国内ライファー、後者はライファーです。珍しい鳥が目的なのはもちろんですが、九十九里浜自体シギチの数・種類が地元よりも断然多く毎回楽しく散策しました。

▼秋は台風の脅威にさらされ疲弊することもしばしばありましたが、台風後の浜辺を歩いていたところ念願・憧れの夏羽を残したコオバシギに出会い感動しました。

▼台風の影響を受けつつ10月に初めて訪れた伊良湖岬。どうしても見たかったライファーのチゴハヤブサに会えました。

▼今年は海外遠征を3度行いました。3月インドネシア・スマトラ島、6月ミャンマー、11月コスタリカです。
スマトラとミャンマーは目的の鳥がいたため過酷な山登りやテント生活を行ったのが今となっては良い思い出です。コスタリカは初のアメリカ大陸の鳥見でとても刺激的でした(来年掲載します)。

今年の国内ライファーは亜種含め11種となりました。
ほとんどが伝わってきた情報頼りで、自分の所まで教えて下さった皆様には重ねて御礼申し上げます。
自分でも何か見つけられるよう日々精進したいと思います。

それでは、皆さま今年も拙ブログをお読み頂き、Facebookやツイッターのいいね、ブログランキングへの投票、個別のメッセージなど有難うございました。
くる年が皆様にとって幸多き一年でありますようにお祈り申し上げます。(Yotty)