
稲敷のツメナガセキレイ4羽
1/14 稲敷へツメナガセキレイを見に行きました。
▼ポイントへ向かうとバーダーがおらず一抹の不安がよぎりましたが、しばらく歩くと表面の泥がなめらかに平らになった蓮田にタヒバリやセグロセキレイなどが群がっているのを発見し、その中にツメナガセキレイの姿を認めました。(Yellow Wagtail)
▼手前がタヒバリで、奥がセグロセキレイ。
この蓮田の表面にはアカムシ(ユスリカ幼虫)が湧いていて、それを目当てにたくさんのセキレイ類が集まってきます。
▼アカムシを引っ張り出すツメナガセキレイ。
ツメナガセキレイは亜種が10種以上ありますが、日本では6種の記録があり、亜種ツメナガセキレイは北海道で夏鳥として繁殖しています。(BIRDER2018/09より)
▼今回のツメナガセキレイは、眉斑が明瞭であることから、関東で越冬の記録が多い亜種ツメナガセキレイか、亜種マミジロツメナガセキレイに絞られますが、第一回冬羽では断定するのは難しいそうです。
眉斑まで真っ黄色なのが亜種ツメナガセキレイで、眉斑が真っ白なのがその名のとおり亜種マミジロツメナガセキレイなので、やがて夏羽になればわかるのでしょう。
▼蓮田の近くでじっとしゃがんでいると次々とセキレイ類が飛来し、あれよあれよと言う間にツメナガセキレイは4羽も集まってきました。
ジリィーという耳に残る声が印象的です。
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