大子町の森~マヒワ、ウソ、アトリ

大子町の森~マヒワ、ウソ、アトリ

1/12 県北、大子町の森を散策しました。

▼やはり県北でも全体的に冬鳥が少ないということですが、平地ではまだ見られない小鳥を狙って朝早くから行ってみました。
最初に現れたのはカシラダカが1羽。カシラダカが単独というのは少し寂しいですね。

▼とりたてて冬鳥らしい鳥が出ないままコースを進むと、上空をわぁーっと群れ飛ぶ小鳥の姿が見えました。

▼しばらくすると、木に留まったので、じっくり観察。黄色くて小さいマヒワの群れです。今季初認。(Eurasian Siskin)

▼昨年はどこへいってもマヒワだらけでしたが、今年はまだ平地では見られていません。久しぶりの眩しい黄色に感動しました。

▼林道を進むと、こちらの様子を伺うように茶色の鳥が出てきました。なかなか撮れないガビチョウです。(Chinese Hwamei)

▼次は、桜の芽を食べる3羽のメスのウソが登場。こちらも今季初認。(Eurasian Bullfinch)

▼さらにすっかり油断していた帰り道、ヤマシギが目の前を横切って林の藪の中に消えていく瞬間も。こちらでは初記録だとか。
ヤマシギが見たかったのでしつこく林を探索していると、ジュイーンとアトリが十数羽の群れで飛んできました。(Brambling)
遠い場所でしたが、冬の小鳥に飢えていたので、いろいろと見られて楽しく充実したひとときを過ごすことができました。