八丈島航路2018春(1)~往路、シロハラトウゾクカモメ
4/4 八丈島航路をとんぼ返りで往復し、海鳥を観察してきました。
▼22:30に竹芝を出発、5時に三宅島についたら探鳥開始です。
しかし、この日は西風が強く、逆光になる左サイドのデッキでしか観察できない状況でした。
少しずつ明るくなってくる中、ウミネコ2羽が、船についてきました。旅は道連れ。(Black-tailed Gull)
▼今日は海況が悪いため御蔵島へは寄らず、そのまま八丈島へ向かいます。
朝日の中の海でオオミズナギドリが群れ飛ぶ様子は幻想的で、人は入り込めない神域のおもむきがあり、これを眺める朝のひとときは控えめに言っても最高です。(Streaked Shearwater)
▼しかし、太陽が昇るにつれ逆光がきつくなり、オオミズナギドリが全部真っ黒に見えます。
ハイイロミズナギドリやハシボソミズナギドリが紛れているかもしれないと思い、あやしい動きのものは撮影しましたが、自宅で見るとやはりオオミズナギドリでした。
▼そうこうしているうちに、8:50に八丈島に到着しました。港では大きな声でさえずるイソヒヨドリがお出迎えです。海況不良により早めの出航の可能性があるとのことで、折返しの出航に向けて早めの乗船を促されました。(Blue Rock-Thrush)
▼まだ八丈島が遠くに見える中、2羽のツバメが海上を北上する姿が見られました。こういった小さな鳥の渡りは、実際に目で見てもなお信じがたいような驚きがあります。(Barn Swallow)
▼10:20 八丈島を出て40分後、中央の尾羽根が細く長いシロハラトウゾクカモメが1羽あらわれました(写真)。続いて3分後、もう1羽が通過。
国内ライファーで、なおかつ尾羽根をばっちり撮れたのも初めてだったので、よっしゃ!と盛り上がりました。(Long-tailed Jaeger)
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