朝日峠タカの渡り探鳥会

朝日峠タカの渡り探鳥会

9/16 土浦市の朝日峠の探鳥会に参加しました。

▼探鳥会の前に、大きなアカメガシワのポイントを訪ねると、キビタキの雌タイプが2羽採餌をしていました。1羽は嘴の端が薄い色の個体。(Narcissus Flycatcher)

▼こちらは、もう1羽の個体。2羽は追いかけっ子をしていることもありましたが、最終的にこちらの個体がアカメガシワを独り占め。

▼探鳥会が始める前から、カラスと小型の猛禽類がひと悶着起こしているのが見られました。カラスとのサイズ比や、なんとなく見える翼指の数からツミでしょう。ツミは小さいのに気が強く、クマタカに喧嘩をふっかけている場面を見たこともあります。(Japanese Sparrowhawk)

▼雲は厚いのですが北東の風が強く、タカの渡りが見られるのではないかと期待しましたが、少し不穏な感じの風でタカ類も渡りを躊躇したのかハッキリと見られる猛禽類がなかなか現れません。
そんな中、突然、広場の正面をツツドリの赤色型が通過していきました。(Oriental Cuckoo)

▼ツツドリの背中。渡りのポイントではヒタキ類が見られることが多いのでそれは期待していたのですが、トケン類との出会いはちょっと意外でした。

▼その少しあと、雲の隙間から青空が見えた頃に、眼下の町並みを背に1羽の若いサシバが上がってきました。(Grey-faced Buzzard)

▼多くの目で見て、山の稜線に上がるサシバはいくつか見られたのですが、写真の距離ではなく、このサシバだけは理想的な出方で現れてくれたので、印象に残りました。