宮城県の鳥たち(4)オオカラモズ、シジュウカラガン

宮城県の鳥たち(4)オオカラモズ、シジュウカラガン

1/17~20 宮城県で探鳥するツアーに参加しました。

▼とあるポイントに着くと、オオカラモズが居るとの情報が。九州などでの記録は多いですが、例年積雪で地面が見えなくなるため地表の餌を探すオオカラモズのような鳥は宮城では相当珍しいとのこと。(Chinese Grey Shrike)

▼かなりの距離がありましたが、翼の次列まで及ぶ白色部も確認できました。まったく棚ぼたの出会いでした。

▼さて、蕪栗沼ではチュウヒが広大な湿地の上を飛んでいました。(Eastern Marsh Harrier)

▼沼のなかではヘラサギが羽繕い中。(Eurasian Spoonbill)

▼蕪栗沼でヘラサギに会うとは思わなかったのですが、何シーズンも越冬しているそうです。

▼ヘラサギは毎年見られているそうですが、こちらのクロツラヘラサギは当地でも珍しいと聞きました。
ずっと採餌していて顔全体を撮影できるタイミングがありませんでした。(Black-faced Spoonbill)

▼さて、伊豆沼・蕪栗沼めぐりの最後はシジュウカラガンの群れです。(Cackling Goose)

▼近づくのが難しい場所に居たのですが、80~100羽はいるようです。

▼シジュウカラガンもこの暖冬であわや全羽北帰行かと心配しましたが、群れが見られてよかったです。

▼2017年に来た時には2000羽まで増えたと聞きましたが、2023年には最高で12000羽までカウントしたとのことでした。